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tidal volume

一回換気量
名詞
複数形: tidal volumes

tidal volumeは、医学や生理学の分野で用いられる専門用語で、日本語では一回換気量と訳されます。これは、激しい運動や深い呼吸をせず、安静状態で自然に呼吸している時に、一回の吸気または呼気で肺に出入りする空気の量を指します。日常会話で使われる呼吸量よりも、臨床的な測定値としての意味合いが強く、呼吸機能検査などの文脈で頻繁に登場します。

臨床的な重要性と指標

この指標は、肺の換気効率を評価するために不可欠です。例えば、人工呼吸器の設定において、患者に適切な酸素を供給し、二酸化炭素を排出させるためにtidal volumeを精密に調整します。もしこの量が少なすぎれば低換気となり、逆に多すぎれば肺に過度な圧力がかかり、肺損傷を引き起こすリスクがあるため、非常に重要な管理項目となります。

他の呼吸量との違い

tidal volumeを理解する際は、他の呼吸量との区別が重要です。

vital capacity(肺活量):最大まで吸い込んだ状態から、最大まで吐き出した時の空気の総量であり、tidal volumeよりもはるかに大きな値となります。
residual volume(残気量):最大まで吐き出した後でも、肺の中にどうしても残っている空気の量のことです。

このように、tidal volume通常の呼吸という限定的な範囲での空気量を指すため、肺の全体的な容量ではなく、現在の呼吸状態を示す動的な指標として機能します。

意味

名詞一回換気量

安静時の1回の呼吸周期において、肺に出入りする空気の量のこと

The patient's tidal volume was measured at 500 milliliters per breath.

患者の一回換気量は、1呼吸あたり500ミリリットルと測定された。

関連語

Last Updated: July 11, 2026Report an Error